岩松勇人が直面した人生のピンチと乗り越え方
(インタビュアー)
はい、本日も始まりました岩松勇人の部屋、司会のOです。岩松勇人さん、本日もよろしくお願いします。
(岩松勇人)
お願いします。
(インタビュアー)
本日のテーマなんですけどもちょっと岩松勇人さんのですね、なにかしらエピソードをですねお聞きしたいなというふうに思いまして、何か今までにあった人生のピンチみたいなものをですね、なにかこう振り返ってですね、お話を聞けたらなというふうにちょっと思っています。
なんかいままでで例えばじゃあ会社員時代だったりとか、それ以外でもいいんですけどもこれはもうピンチだったなぁみたいなことってありますか?
(岩松勇人)
会社員時代はピンチの連続でしたけどね、何をかってピンチにするのかってまたっそっから復に関してなんですけど、ピンチって何をもってピンチって言います?
(インタビュアー)
あんま考えたことないですね、精神的にまずテンパってるっていうのがまず一つあるような気がしますけど、あれじゃないですかやっぱり、何か危機的状況、解決しにくい、できない状況があって、ほんとにやばいと、解決できないと、どうする、みたいな状態。
ピンチがピンチのまんま終わる可能性もありますけど、解決したこともあると思うので。
(岩松勇人)
会社員時代は上司がもうすごい怒鳴りまくってたりとか、しましたので、上司とかその上のポジションの本部長って方だったんですけど、ヤクザみたいな方で、わかんないですけど詳細は。
ファイターみたいな感じで、もう本当にモンスターみたいな、なので解決できないというかそれはその人が解決できないですもんね。
(インタビュアー)
どうゆうのがあったんですか、副本部長っていう人はどんな人だったんですか?
(岩松勇人)
いかついっていうか、どんな感じですかね、風貌から言いますと、まず身長はそんな高くないんですけども、髪はツンツンでペンギンみたいな感じでですね、ツンツンでですね
(インタビュアー)
あれか、イワトビペンギンみたいな感じですね?
(岩松勇人)
イワトビペンギンがわかんないですけど、とにかく支店長、要はいろんななんとか支店ってあるじゃないですか、それを束ねてるのが本部長で、副本部長が2人いてそれを抱えてるのが本部長なんですよね、その副本部長ってのが、支店長、課長、僕みたいな担当者、で当時支店長と課長もたまにですけど支店長を詰めるんですよ。
(インタビュアー)
詰める?
(岩松勇人)
それがもうけっこうすごくてですね、今でもすごい鮮明に覚えてるんですけど、ものすごい声がでかいんですよね、どすが利いた声で。
(インタビュアー)
それは副本部長がですか?
(岩松勇人)
副本部長がですね、なので、電話とかかかってくるんですよ、支店に。支店に電話かかってきて、僕がとるんですけど、「はい、なんとかです」っていってですね、僕は大きな声で「お疲れ様です」っていうんですけど、電話がかかってくるだけでもうピンチですよね、命の危険を感じるんですよ。
(インタビュアー)
命の危険を感じるんですか?
(岩松勇人)
はい、で、電話で詰められたりしますし、実際に支店に来た時にですね、今回テーマピンチですよね、僕は初めて世の中にこんな怒る人がいるんだと思ってですね、一日中ずっと怒ってるんですけど、椅子に座ってすごい偉そうに座ってるんですよね、で、支店長が来て、ものすごい表面がですね暗い感じですね、「おーい」っていって説教が始まるんですよ。
口癖の「おーい」っつってですね、「どーすんだよ」ってどすの利いた声、で、急に声がでかくなるんですよね、「どーすんだよ、ふざけんなよ、どーすんだよ カスター」
これビクッてなるんですよ、これけっこう今離れてるんですけどそんな勢いで、これ伝わりますかね、いまマイクとこの音声とってますけど。
(インタビュアー)
こわ(笑)
(岩松勇人)
いやいやほんと、ビクッてしますからね、あれはほんと命の危険を感じるような、管理の仕方の管理職でしたね、管理職っていうか、そんな聞いてるだけに僕は電話を取ったときもちょっと命の危険を感じるんですよね。
(インタビュアー)
あー、それも見てるから。
(岩松勇人)
命の危険を感じて、必死こいて営業してアポイントをとって、課長につないで課長がこれで電話して、課長と一緒に支店長に本社に連れて行って、最初の案内をして点呼をとるっていう、それを束ねてるっていう本部長っていう、数字を作るっていう。
ピンチはすごい僕以上にその支店長がピンチですよ。
(インタビュアー)
よくやってられますね、支店長それで。
(岩松勇人)
そうなんですよ、そこは一応僕も一つターニングポイントになったところですよね、こんなに数字に対してストイックなんだっていう、
(インタビュアー)
それは副本部長がですか?
(岩松勇人)
そこもそうですし、その会社自体がそうですし。
(インタビュアー)
もう数字にコミットするっていう。
(岩松勇人)
ほんとにもう契約とるか死ぬかどっちかしてもらうって僕は言われたんですけど。
あながち嘘じゃないなってぐらいですね。
(インタビュアー)
ほんとに殺されるんじゃないかみたいな。
(岩松勇人)
ほんとに身の危険を感じましたね。
(インタビュアー)
じゃあもう毎日ピンチですね。
(岩松勇人)
でもそれがあったからっていうか、僕は二年間くらいやりましたけども、ちょっとやそっとじゃへこたれなくなりましたし、その基準で、徹底して成果研究してる会社だったので、その勢いでビジネスもやったほうがいいかなと、別にそうギャーギャーいうのがいいとは思わないですけど、ただやっぱ動きは違いますよね、一人一人の行動の、それは感じましたね。
(インタビュアー)
それって一種の恐怖政治みたいな感じなんですか?
(岩松勇人)
あんまよくないですよね、あんまよくないっていうか限界、それは崩壊するってのは歴史で証明されてるので。
最終的に言えば北風と太陽でいえば北風でビューってやるか、太陽のようにポカポカでぬくぬくのほうがほんとはいいんですけどね、ほんとはいいんですけども、それはそれで一定は機能してたから、軍隊みたいな感じですよね。
(インタビュアー)
なるほど、じゃあ会社自体はそもそもでかなりピンチな状況というか、単なるドブラック企業っていう。
(岩松勇人)
いや、あれはちょっとびっくりしましたけど、慣れたら慣れてくるんですもんね。
(インタビュアー)
怖い、怖いっすね(笑)
(岩松勇人)
今日はまだ声ちっちゃいなとかですね。
(インタビュアー)
恐ろしいですね、慣れというものは。
(岩松勇人)
あんなに説教一日中6時間も8時間もいまのテンションでずっとやってますんで。
怒るのもすごいリスクがあるのでよく怒れるなと思いましたね。
僕のルーツってそれでしょうね、で、いろいろ経験してきましたけれども、ギャンブルやったりとか、~~でいろいろやったりしましたけど、ブラック企業の経験ってのはほんとにいまのビジネスにけっこうつながってるっていうか、あのときほんと必死こいてやりましたので、あれにくらべたらいまはだいぶ、それこそ楽して稼いでるとは思いますけど。
(インタビュアー)
そういった意味では、いまブラック企業に勤めてる人にとっては希望的な話ですよね、いましんどかったとしてもそれが糧になって。
(岩松勇人)
ピンチはチャンスってよく聞きますけど、これ乗り越えられた人けっこうインターネットビジネス参入してきたら強いっすよ、そんだけバリバリやってた人は意識も全然違いますし、支店長とかも毎日トイレにこもって唸ってるんですよ、それをどうするかっていうことで。
(インタビュアー)
トイレで唸るんですか。
(岩松勇人)
トイレで唸ってですね、で、毎朝と毎夜に本部長から電話かかってきますので、「やばい」っていって「うーっ」って、数字作んなかったときはですね、一日たばこは4箱くらい吸っててすごいストレスたまってるんですよ。
でもそれぐらい数字に追われまくっていい悪いは別ですね、すごい上からの重圧でしたね。
(インタビュアー)
でもそれって、副本部長が詰めまくることによって、支店長?支店長もやっぱりそれは詰められたほうが成果出すんですかね。考えてアイディアでてくるんですかね。
(岩松勇人)
やっぱ人は追い込まれたら火事場の馬鹿力ですけど、追い込まれたらすごい力でますね、続かないですけどね。
(インタビュアー)
すり減っていって、なるほど。
(岩松勇人)
一定の基準までは行けると思いますね、逆にそれぐらいやらないと僕は不動産営業的だからそれぐらいやらないと、やっぱ大きな契約は一件で1億2億とかその他の物件、これはなかなか担当者も営業マンも動かないし、お客さんも動かないので。
(インタビュアー)
一件何万とか何十万とかだったらそこまではやる必要性はなかったのかもしれないですね。
(岩松勇人)
だから、ピンチはピンチです。毎日ピンチですよ。毎日ピンチな時に必死こいてやるからほんとに力になるってのはありますね。多くの人たちはけっこうぬるま湯でぬくぬく育ちながら、ビジネスをちょっと勉強しようって感じですけど、ほんとにやらないと稼がなきゃやばいっていう、別に会社やめてやりましょうってわけではないですけど、ほんとにぎりぎりの状況でやると一番成果でるっていうか、伸びやすいっ感じですね。
(インタビュアー)
なるほど、もちろんそれをずっと続けてくってわけじゃなくてってことですよね。
(岩松勇人)
すごい追い込む時間帯とか、僕は二年間徹底してセールスに関しては電話も何万件もやりましたし。
(インタビュアー)
何万件?(笑)
(岩松勇人)
一日だって百件二百件三百件当たり前にやりますし、新規、全く知らない人に電話ですね、また同じ人にまた次の日に電話したりするんですけど、何回も何回も、いろいろな角度からですね、いろいろな角度からDMであったり訪問したりとかですね、紹介やらなんやら、ずっとやりましたんで、そうゆう意味では相手に提案をして承諾を得るっていうものを、しかもとらないと命の危機にさらされるっていう状況で、極限状態でできたから、やっぱりすごいスキルが身についたっていうのが正直ちょっとありますね。
(インタビュアー)
なるほど
(岩松勇人)
ピンチはチャンスっていう、最後はちょっとフォローしとかないと
(インタビュアー)
(笑)
いや、でもすごい企業でした、企業っていうか会社ですか?
(岩松勇人)
会社ですね。
(インタビュアー)
なるほど、わかりました。ちょっとまだ2分あるので、なんかほかのピンチだったこととかってあります?
(岩松勇人)
後はもう鳥小屋時代ですよ、お金なくてもうどうしようかなと思って、派遣社員戻ろうかな、派遣社員やろうかな思ってた時期でしょうね。
(インタビュアー)
お金っていうピンチ?
(岩松勇人)
お金もそうですし、この先どうしようってのがありましたね、あれだけやだってブラック企業がうらやましいなって思った時期がありましたし
(インタビュアー)
まじっすか?
(岩松勇人)
そうですそうです、だって給料もらえてそこそこそのあとにみんなで遊びに行ったり、飲みに行ったりするし、ていうのが何もないニート状態で、転売やってて先が見えないと、だからどうしようってのはありましたね。
(インタビュアー)
なるほど、そっか、やっぱ収入がなかったりとか、先が見えないってこと事態がピンチにはなってくるって感じですかね。
(岩松勇人)
そうですね、短期的なピンチとかも、長期的なというか、光を閉ざされた感じですもんね。それ一緒にしましたけどね。まだ人生何があるかわからないので、そんな状況からでも生きますよっていう、ただ、僕は必死こいてやりましたからね、どの段階でも。
学生時代パチンコとか~~もそうだし、ブラック企業時代も転売時代も必死こいてやりましたんで、自分は可能性はとりあえず全部信じて試しきるまでやるっていう。
(インタビュアー)
もう常にピンチですよね、そういった意味では。やり切れるまでやるっていうのは。
なるほどです。
(岩松勇人)
基本やっぱチャンスとかなんかしらの解決の糸口は眠ってますので、あがくってのは、川の流れのように流れるんですけど、随所随所ではそういった全力でできることをやるっていうのが大事かなと。
(インタビュアー)
わかりました。ちょっとピンチの話を聞こうと思ったんですけど、そこのピンチをチャンスに変えるっていう。
(岩松勇人)
そういう話があるのはいいじゃないですか、全然。ピンチの話ばっか聞いて。
(インタビュアー)
ピンチで終わっちゃうっていう(笑)
(岩松勇人)
よくある警察のピンチのよくあるじゃないですか、なんとか24時みたいなの、ピンチの映像ばっか、そんなことばっか話してもしょうがないんで。
(インタビュアー)
わかりました。じゃあとりあえず時間になりましたので、今回はこれにて終了とさせていただきます。どうもありがとうございました。
(岩松勇人)
ありがとうございました。