岩松勇人の部屋

岩松勇人の頭の中。普通の人間が当たり前に考えている事 (スマホ、スーパー、洋服、映画、恋人…)を、岩松勇人がどう考えているか聞いてみた。〜日常から学ぶ岩松勇人の習慣と考え方〜

岩松勇人のお金の使い方。


016.節約せず合理的な判断で考える。岩松勇人のお金の使い方。

 

(インタビュアー)

本日も始まりました岩松勇人の部屋。
司会のOです。
岩松勇人さん、本日もよろしくお願いします。

 

(岩松勇人)

お願いします。

 

(インタビュアー)

さっそくなんですけども、今回のテーマなんですが、節約です。
例えば副業をしたいっていうような人も結構相談に来ると思うんですけど、そういう人ってのは今、現状としてお金が十分に回ってないですよとか、もうちょっと余力が欲しいですよとか。
お金がない状態なので、節約を意識したりすることってあると思うんですよ。
っで、岩松勇人さんが稼げるようになる前のことを含めてなんですけど、節約ってのを意識したりとか工夫してたことってありますか?ってのを是非お聞きしたいんですけど、ありますか?

 

(岩松勇人)

え、ありますよ。
僕は昔、通称鳥小屋っていうボロマンションに住んでまして。
家賃が4万円ぐらいですかね。

 

(インタビュアー)

大阪の西成とか

 

(岩松勇人)

そうですね。
アクセスはいいので、もっと地方とか行けばあるかもしれないですけど、駅徒歩2分ぐらいでアクセスはよかったんですよね。
難波とかチャリでいけるんで。
でも家賃4万、水道とか込み込みですね。
あとはスーパーの最後、値引きされるものを買ってましたけど、まあ節約してるというか、たまたまいって選んだのがそれだっただけで。
ただ固定費を下げたりとか、知識、経験、スキルにお金は使いますけど、そうじゃないところは抑えたりっていう、住み分けですよね。
それはやってたかなってありますね。

 

(インタビュアー)

たぶんその岩松勇人さん自身も、当然ながら昔から稼げていたわけではなかったじゃないですか。
日々のお金が厳しい頃はあったんですか。

 

(岩松勇人)

もちろんです。
常に厳しいですね。
夜行バスとか乗ってましたし。
まあ、だいたい中古で買ったりとか。
僕はだいたいお下がりが多かった。
三人兄弟の真ん中なので。
兄貴がいて妹がいるんですけど。
そんなにお金は使わなかったです。
家自体が、貧乏で、節約節約ってかんじだったので。
僕の親父も水筒にお茶を入れてとか、無駄なものは一切買わない、服も結構ボロボロとかそんな感じだったので。
そんなかんじだったので、節約志向の家に生まれましたね。

 

(インタビュアー)

体の中に節約マインドとか未だに染み付いてたりしないんですか?

 

(岩松勇人)

今ですか?今はあまりないと思いますけど。
合理的判断、使うところは使って使わないところには使わないってのはありますね。
使わないところにはビタ一文使わないっていう。

 

(インタビュアー)

節約っていうと違うものに置き換えるみたいな。
生活の工夫みたいなものも入ると思うんですよ。
例えば、花瓶の代わりにペットボトルを使うとか。
これは行き過ぎですけど、本当は必要なんだけど、買ったほうが早いんだけど、あるもので代用するみたいなこととかってことが節約、オレンジページとか見ていると書いてあったりするんですよね。
だから結構節約思考の人って多いのかなって思うんですけど、そこがどういう風に、もし今節約をあまり考えないと、したならばどういう風に変化していったのかなって、ちょっと興味があります。

 

(岩松勇人)

節約ってあるものの中でどうにかしようって考えですよね。
もうちょっと生み出そうとか、そういう方向に持って行ったほうが早いっていうのと。
早いっていうのは、根本的な解決になるってことですね。
時間はかかるかもしれないですけど、節約をし続けて根本的な解決になるかっていったら、節約が好きだったらいいですけど、限界があるし苦しいじゃないですか。
自分の時給と相談ですよね。
今夜行バスに乗って、肩も痛くて、おしりも痛くて眠いと。
だったら新幹線でいけばいいって判断が今ではできますけど。
節約、節約って言ってる人はあんまりビジネスが上手くいかない可能性が高いです。
経費削減とかあるんですけど、税理士とかディフェンスの部分なので、もっとオフェンスとか攻めて点を取ることをフォーカスしたほうがいいかなと思いますね。
よくビジネスの相談を受けるときもそうなんですけど、税金どうしたらいいでしょうかとか、税金のこと気にしてる人が多いんですよ。

 

(インタビュアー)

節税ってことですか?

 

(岩松勇人)

節税とかも含めて税金のこととか、まだそんなに稼いでないのにですよ?それは大事なんですけど、お金稼げないとそもそも全部ダメですよねと。
お金を稼いで、その稼ぐ金額が増えれば節約しなくてもいいわけですから。
やっぱそっちに言ったほうがいいですよねっていうのはありますよね。

 

(インタビュアー)

それは要はビジネスが最初って上手くいくわけじゃない、回り始めるまで時間が必要になったりすると思うんですよ。
っで、そのときにお金周りが決していい状態じゃない可能性もあるわけじゃないですか。
そのときも節約とかって考えなかったりっていうものなんですかね。

 

(岩松勇人)

節約の基準が人によって違うと思うんですよね。
僕にとっては普通でも、普通じゃないっていう人もいますし。
なので、最初はお金をかけないほうがいいですよ。
かけないとこにはかけない。
かけるところにはかける。
ただ事業ってお金がかかるんですよ。
それこそ僕の大学時代の先輩が飲食店で、鉄板焼き屋をだすって、2000万円ぐらい借りてたんですよね。
でも2000万も借り入れして、2000万は使うわけですよね。
飲食店自体は美味しいビジネスではないと思うんですけど、使うところには使わないといけないですよね。
使うところには使って、使わないところには使わないっていう線引きが難しくて、なんでもかんでも使わないってのは絶対上手くいかないですよね。
使うところといったら、知識、経験、スキル。
お金を生み出すことができるので。
僕は今一生お金を稼げなくなることはないなと思ってまして。
そういう状態まで知識、経験、スキルにお金とか時間と労力を投資し続けたらからですよね。
それが真の安定ですよってよく言われますけど、それはたしかにその通りだと思います。
そこには惜しげもなく時間、労力、資金を使ったほうがいいかなと。
でも花瓶をペットボトルに変えることが自分で稼ぐことに直結するかといったら、そんなんだったらそもそも花瓶と花を捨ててしまえばいいんです。

 

(インタビュアー)

根本的なことですね笑

 

(岩松勇人)

根本的なことです。
節約っていうか、経費削減はビジネスをやっていく上で必要だと思うんですけど、まあ、お金を生み出すことですよね。
あまりにも守りの人が多いので。
よく言うじゃないですか。
下りのエスカレーターを駆け上るようなものだって。
そういう人が節約、節約っていってたら、そりゃー今の範囲内でなんとかしようとしますので。
守りに入っちゃダメですよね。
攻め続けないとダメですね。

 

(インタビュアー)

使わないところは、使わないほうがいいってことですよね。

 

(岩松勇人)

例えば何使うんですかね?例えば。

 

(インタビュアー)

ついこの間話を聞いてて、整体師のビジネスを立ち上げたいって人の話を聞いたんですけど。
新規で出店するのに1000万円ぐらいかかるらしいんですよ。
思ったんですけど、上手くいってないところ居抜けばいいじゃんっていう話で。
居抜きして内装も整ってて機材もあってそれも全部中古品で買い取れば、たぶん2,300万でできるんじゃない?って話をしてて。

 

(岩松勇人)

それが節約になるかは合理的判断ですけど。
基本的に鉄則としていらない人から買うってのはやりやすいんですよね。
それが節約かっていったらわからないですけど。

 

(インタビュアー)

結局のところ、いらないところには使わないというか。
意外と気づかないうちに、それ本当はいらないんだけど、使っちゃってるよねっていうものが結構あるような気がしてて。

 

(岩松勇人)

見栄が多いですね。
見栄が。
事務所かまえたりとか、やたら綺麗な名刺を作ったりとか。
ぶっちゃけいらないですからね。
別に何もかも。
名刺とかもすら。
形を綺麗に綺麗にするのは後ですよね。

 

(インタビュアー)

見栄みたいなところでいらないところが積み重なっていって。
たしかに、節約みたいな話で。
この間話してて面白いなっていう人がいたんですけど、毎月どれくらい出費あるんですかって聞いたら、家族2人で30万ぐらいって言ってたんですよ。
何に使ってるんですかって聞いたら、「よくわかりません」っていうんですよ。
これすげーなって思って。
っで、結局それ、何に使ってるか把握ができてなくて。
たぶん絶対削れるんですよね。
余計なものに使っちゃってるみたいな。
整理がちゃんとできてないっていう、支出に対して。
だからたぶん、そういうのを整理するだけでいらないものが見えてきて、さっきの名刺じゃないですけど。
それをやめれば、実は結構知識とかスキルとか投資してったほうが・・

 

(岩松勇人)

名刺はお金を生み出さないですからね、別に。
お金を生み出すものにお金、時間、労力を全て使って。
そうじゃないものは全部削減でいいんじゃないですかね。
全部ですよ。
一回全部書き出して。
でもそれは都合よく言っちゃうんですけどね。
いやこれは自分にとって必要だといって。
いやこれは息抜きでとかですね。

 

(インタビュアー)

そういう余計なところで使っちゃってるっていうのは結構、ありますよね。

 

(岩松勇人)

多くの人は余計なところに時間、資金、労力を使いすぎなんですよね。
そこの時間資金労力の使い方によって差ができちゃうじゃないですか。
後からでいいんですよ。
後から買いたいものあれば買えばいいし。
やりたいことあるならやればいいですし。
運動とか家族とか。
後から後からでいいかないと。
まずはビジネスを優先して使わないところは使わない、使うところは使うと。
っで、軌道に乗せると。
それこそ経費で使える幅が広がりますので。
僕も今マンション借りてますけど、マンション結構家賃するんですよ。
でも経費になるから借りてるわけですよね。
後からでいいっていうか。

 

(インタビュアー)

昔僕、会社員の頃、副業やってるころ、名刺入れをバーバリーの名刺入れにしてたんですけど、それよりかは知識に投資していたほうが・・

 

(岩松勇人)

まあバーバリーはそうですよね。
バーバリーがOさんを助けはしないですし、バーバリーチックじゃダメですかね。
高いスーツを買って自分への投資だっていう人もいますけど、そうっちゃそうかもしれないですけど、そうじゃないっちゃそうじゃないので。
全部なくてもいいですよっていうのが極論。
家賃の安いところに引っ越せばいいですし、牛丼とか吉野家おいしいですし、YouTubeは楽しいので。
ぶっちゃけお金いらないんですよね。
だからもっと勉強したほうがいいですよっていう。

 

(インタビュアー)

わかりました。
今回はちょうど時間になったんですけど、節約はもちろんしたほうがいいけど、節約というよりかはむしろお金を作って知識とスキルに投資をしていくという視点でやったほうがいいんじゃないかって。

 

(岩松勇人)

お金を生めるところにお金を使って、お金を生めないところに1円も使わないっていう。
ゼロに近づけるっていう。

 

(インタビュアー)

わかりました。
ありがとうございます。

 

(岩松勇人)

ありがとうございました。

 

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