岩松勇人でも失敗ばかり!綺麗に諦める技術。
(インタビュアー)
本日も始まりました岩松勇人の部屋。
司会のOです。
岩松勇人さん、本日もよろしくお願いします。
(岩松勇人)
よろしくお願いします。
(インタビュアー)
今回のテーマなんですけれども、諦める技術。
いやそうな感じですね、諦めるなよという雰囲気がありましたが(笑)。
岩松勇人さんといえどもビジネスをしたり何かチャレンジするにして、100%成功するわけではないと思うのです。
(岩松勇人)
そんなどころか失敗ばかりですよ。
(インタビュアー)
やはりチャレンジするということを諦める、途中でやめるタイミングがきっとあると思います。
岩松勇人さんが諦めるタイミングの技術はきっと普通の人と違うのではないか?と思い、今回はこのテーマについてお伺いをしていきたいと思いますのでお願いします。
(岩松勇人)
お願いします。
(インタビュアー)
今までで、ビジネスの中で始めてみたものの途中でやめた、あきらめたということは何かあれば言える範囲で大丈夫ですので実例を教えていただけたらと思います。
(岩松勇人)
諦めるというか撤退はありますよ。
(インタビュアー)
例えばどんなことですか。
(岩松勇人)
撤退ばかりしてますね。
例えば、ネットショップを作ってみて反応なくて、もちろんある程度総合的に考えてその店はつぶそうとなったり、ビジネスパートナーさんやっていって上手くいきそうにないのでやめようなどありますね。
諦めないのが美徳と思わないほうがいいです。
どこかで見切りをつけないと最悪なんです。
儲からないのをずっとやるよりやめて儲かることをしたほうがいいじゃないですか。
諦めるのは悪いイメージがありますが、どこで見切りをつけるかはやっておいたほうがいいです。
(インタビュアー)
たぶん最初のうちはもう少しいけばもうちょっとしたらうまくいくのではないか?など希望をもとにてこ入れしたりすることがあると思います。
ここまでやったのだからもうちょっとがんばろうと思う時期がありますか。
(岩松勇人)
人間誰しもあると思いますよ。
自分を使った時間やお金に対して対価を得たいというのは人間の性としてあります。
ただ、見切りポイントは必ずつけてほしいです。
(インタビュアー)
見切りポイントですか。
(岩松勇人)
ただ根性がなくてやりきれずに都合よく見切っていくのは行動が足りてないだけなのです。
結構足りていない人が多いんですよ。
私は大丈夫ですよという人は大丈夫じゃないので。
僕が見る人はほぼほぼ行動量が足りていないですね。
大前提として、量だけやればいいとかそういうわけではないんです。
同じような業種でいっているライバルを基準値として、基準値と同じくらいやったときに上手く行かないとか、ライバルがきついとか業界全体がきついとか・・・そこでいくらがんばってもそれは日が当たらないので、そこでがんばるのはきついですよね。
それだったら、違うところでがんばったほうがいいと思います。
(インタビュアー)
行動量の判断基準がむずかしいですよね?これだけやっていると思うと自分自身はがんばっているって思ってしまいますがどうでしょうか?
(岩松勇人)
物販など最初に推奨していますが、物販なんかはライバルの出品数が明確にでるわけですよ。
商品説明の長さや力の入れ具合、梱包の入れ具合や力の入れ具合や対応の丁寧さなどが見ることができます。
全部数値化するなり差をうめてほしいんですよ。
少なくとも自分とこれくらい差があるだろうというのは目に見えてわかるのはわかります。
差を埋めるまではやらなくてはいけないですけど、プラスアルファをやってそれからどうかというのをジャッジしたほうがいいですね。
(インタビュアー)
なるほど。
自分以外と比較してできてるかどうかというのを客観的にみるということですね。
(岩松勇人)
あとはリソースですかね。
時間・資金・労力。
時間・資金・労力に見合わないければやめます。
(インタビュアー)
判断むずかしそうじゃないですか。
もしかしたらもうちょっとしたらはねるのではないかとか考えたら、計算方法ぐちゃぐちゃになるじゃないですか?これどうなんでしょうか?
(岩松勇人)
このあたりですが、ビジネスは変数で、どこをいじっていくかという問題だと思います。
物販の場合はお客さん○人がきます、○人がページを見ます、○人が購入します、○人がリピートします、そこの数字をどう上げてくかとなっています。
それがないのにがむしゃらにがんばっていくと、どこいじっていいかわからない。
それをみていじってきついとか労力に会わないとか感じたら撤退、このテーマでいうと諦めるということです。
(インタビュアー)
そう考えると冷静な判断ができそうですね。
(岩松勇人)
理系的な考えかたなんだと思いますが、数字で判断しないと自分基準で、撤退する撤退しないを判断していたら世の中の会社はエライことになりますよね。
(インタビュアー)
そうですね、女子高生のようなノリでされるとたまったもんじゃないですね(笑)。
(岩松勇人)
この考え方がビジネスで上手く行かない人は完全に抜け落ちています。
だからどこをどう直していいかわからないんです。
(インタビュアー)
そう考えると、主観的なんでしょうか。
(岩松勇人)
主観的・要素分解ですね。
このビジネスをやる上でどういうポイントがあってそれをどういう風にしてかないといけないか理解できていないのです。
うまくいかない理由は努力がたりないからでしょうか?というメールをいただくとがあります。
努力が足りないというのはすごく抽象的ですよね。
具体的に考えて、何がどう足りていないか考えて、それを踏まえてやってみた結果割りにあわないと思ったら諦めますよ。
ですので僕は諦めるというのはよくありますよ。
諦めるは恥だが役に立ちますよ
(インタビュアー)
タイトル変わってませんか(笑)。
諦めること自体は悪いことではないですよね。
逆に無駄なことをやり続けていたり、あとはやるべきところに達していないなど、そういったところが不足しているんでしょうね。
客観的に見られてないのでしょうか。
(岩松勇人)
難しいんですよね。
体育会系な会社やそういう営業が多いですが、がんばるときも必要です。
(インタビュアー)
岩松勇人さんは会社員時代はどうでしたか。
(岩松勇人)
体育会系でしたね。
(インタビュアー)
それでちゃんと大きい契約取れてたりしてんですよね?
(岩松勇人)
体育会系だからではなく、体育会系の要素が必要なだけで、客観的に数字の要素をみる必要もあります。
体育会系の人って根つめてやるんですよ。
根つめてやるのが必要なときがありますね。
(インタビュアー)
がんばっていること自体で、だからきっと成功するという意識になる人はいますよね。
(岩松勇人)
がんばるのは大前提として、えらいわけでもありません。
数値が目標に達しているかどうか、ですね。
(インタビュアー)
なるほど。
そう考えると理系的な思考をいれたほうがいいですね。
(岩松勇人)
ビジネスやる上で数字はきっても離せないもので、難しいことはやる必要はないと思いますけど。
(インタビュアー)
僕の実例ですが、楽天のタイトルを入れ替えて順位に反映されるか?ということをしていました。
いくらやってもあがらなくてやーめたってなったことがあります。
情報収集しながらしていましたが、あっても少ししか影響なくて、やっても仕方がないなと思ってやめました。
でもそれもタイトルだけとりあえずいじったり、いくらかテストして何パターンかしたけだめだったから諦めました。
(岩松勇人)
対照実験ですね。
理科の実験であったと思いますが。
諦めるのはテストした上で、もしくはテストしているひとを横目で見てやっぱりだめなんだなと判断します。
何もせず諦めるのは都合のいい言い訳で。
(インタビュアー)
諦めるのは一種の判断ですね。
諦めるのは精神論のイメージがありますよね。
諦めるのは客観的な判断としての結果論という感じがします。
(岩松勇人)
ビジネスで諦めるという言葉とリンクしていないので、撤退する判断がぼくのメッセージです。
(インタビュアー)
諦めるというということは客観的に見切りポイントをつけて、いろんなパターンを試して、だめだったらそのときにやめるという判断をします。
あくまでも主観的ではなく客観的に見るためデータをとって判断をしましょうということですね。
(岩松勇人)
そうです。
(インタビュアー)
今回も時間となりましたので終了いたします。
ありがとうございました。
(岩松勇人)
ありがとうございました。