岩松勇人の部屋

岩松勇人の頭の中。普通の人間が当たり前に考えている事 (スマホ、スーパー、洋服、映画、恋人…)を、岩松勇人がどう考えているか聞いてみた。〜日常から学ぶ岩松勇人の習慣と考え方〜

岩松勇人が考える”天職”とは何か?


014.岩松勇人が考える”天職”とは何か?

(インタビュアー)
はい、本日も始まりました。

岩松勇人の部屋。
本日も岩松勇人さんよろしくお願いします。
今回のテーマは天職です。
いわゆる自分にとって恵まれた、合っている職業についてお伺いしていけたらなと思ってます。
あのー、職業変えていく人って、それこそ転職をする人って多かったりすると思うんですよね。
その人たちに話を聞くと「この仕事が自分に合ってなくて」とか「理想と違っていて」みたいな。
結局みんなどうしているかっていうと天職の方を見つけているんじゃないのかなと思うんですよ。
だからそういったところを岩松勇人さんがどう思っているかお伺いしていけたらなと思ってます。

 

(岩松勇人)

僕はあんまり考えたことないですね。
天職。
そもそも天職があるのかどうかすら、わからないというか。
適性はあるのかもしれないですけど、天から与えられた職っていう、それを求めているっていうか、天から与えられてるんだったら、もう決まってるんじゃないですかって思うんですけどね。
じゃあ、サッカーのメッシだったらもう天職が決まってるので、今さら探し求めるって、探してる時点でなんか・・・。
一部の人はあると思うんですよ。
生まれ持った、先天性の能力とか。
生まれつき能力が高いとか。
それはその人の天職かもしれませんけど、探し求めてる人は天職・・・って笑

 

(インタビュアー)

必然的に出会うんじゃないのってことですよね?要は。

 

(岩松勇人)

出会うっていうか、先天性のものであるんだったら、あるのかもしれないってことですね。
僕の妹とかも、すごい耳が良かったりとか絶対音感的な感じでそういう能力が高いんですよ。
ただ今は医療事務やって活かされてないんですけど笑僕は今やってる仕事が天職かっていうとそうとは思わないですし。
まあ適性はあるかもしれないですけど。
なんか、ただ身を任せているんですよね。
それこそ川の流れのように

 

(インタビュアー)

おお、ひばりさんのように。

 

(岩松勇人)

そうですよ。
あんまり自分が逆流に逆らって何かをしているわけではなくて。
流れに流れて今これをやってるってだけですね。

 

(インタビュアー)

あ、じゃあ例えば、こういう仕事が自分に合ってるんじゃないかなって思ったことってないんですか。

 

(岩松勇人)

どっちかっていうと事務ワークと営業だったら営業がいいかなってのはありますけど。
それが天職かっていったら、別に、どっちかっていうので。

 

(インタビュアー)

結局、営業だったとしても、健康食品を売る営業なのか、それやってて私は健康食品の営業は向いてないんじゃないかって思うんじゃないかと思うんで。
もうちょっと細かい視点だと思うんですよね。

 

(岩松勇人)

細かい視点?

 

(インタビュアー)

例えば、健康食品がダメであれば、広告代理店の営業だったら自分は合ってるんじゃないのか、みたいな。
要は営業って枠じゃなくて、狭い範囲でこれは私大好きで、この商品が好きで、この商品だったらいくらでも売れると思える、これこそが天職だ、みたいな感じで、思っていく・・・って思ってる人も中々多くはないと思うんですけど。

 

(岩松勇人)

ただ僕は向き不向きはあると思いますね。
ある一部の条件では力を発揮できるけど、そうじゃなかったら力を発揮できないのは見てても多いと思いますね。
ただこれ、勘違いして欲しくないのは、一歩間違えればただの我儘な人間なので。
これは自分に向いてない、これは天職じゃないとか。
僕はよく音声で言ってますけど、その都度その都度、やり切って欲しいんですよね。
やりきった上で、これは向いてないっていうんだったらいいんですけど。
島田紳助さんも同じこと言ってましたね。
吉本に来た人に、とにかく数年間やって、やり切って辞めろと。
それはもう向いてないと。
天職じゃないと。
やり切らなかったら、向いてないかどうかわからないから、ダラダラ続けちゃうと。
だからやり切れよというのがありましたけど。
さすが、あの人は語りは天下一品なので、素晴らしいなと思いましたけど。
やり切った上で天職かどうかですよね。
難しいな、天職って。
考えたことないな。
僕は先天性以外のものは天職だと思ってないので。

 

(インタビュアー)

例えばバレーボール選手が背が高いとか。
背が高ければバレーが得意だとか、バスケットボールで活躍できる可能性がある。
たぶんあと運動神経もあると思いますけど。
要はそういうことですよね?身体的なもの。
先天性のものだったりとか。
音に関してもそうだしってことであれば、天職なのかなみたいな。

 

(岩松勇人)

宇多田ヒカルさんも、藤圭子さんでしたっけ、生まれて元旦那に「この子天才よ」って言ってたらしいんですけど。
それは子供はみんな可愛いんで親バカかなと思ったら、本当にすごいじゃないですか。
そういった意味で生まれ持った天職はあるかもしれないですね。
それ以外は天職じゃないですよっていう。

 

(インタビュアー)

あのー、ピアニストの辻井伸行でしたっけ。
盲目の。

 

(岩松勇人)

え?話題の?笑

 

(インタビュアー)

話題じゃなくて笑 ちゃんとしたピアニストの笑

 

(岩松勇人)

エセ?笑

 

(インタビュアー)

エセじゃないです笑 ちゃんとしたピアニストの方がいて、その人は目が見えないから、音で勝負するしかない。
たしか小さい頃からやってたと思いますけど、それで世界的な有名なコンクールで最優秀賞とかとっていて。
それですごい活躍していたりするんですけど、そういう感じですよね?

 

(岩松勇人)

天職っていうくくりでいうとそうですね。
天職の下に、次は適性があると思ってまして。
適性はあると思いますよ。

 

(インタビュアー)

昔就活やってるときに、適性診断テストやりましたよね?

 

(岩松勇人)

あれほどアテにならないものは・・・。
一般論ですよね?大企業のやつですよね?あれってただやばそうな人を落とすだけなので。
僕みたいにちょっと社会的に外れているような人を外すものなので。

 

(インタビュアー)

リクルートがやってるやつですよね。
あれとはちょっと違って。
もうちょっと、抽象的な感じになっちゃいますけど、向き不向きとか。

 

(岩松勇人)

あとは、僕はよくお伝えしてますけど、無給の無休でできるかっていうのが結構ありますよね。
それは結構天職、適性だと思いますよ。

 

(インタビュアー)

たしかに、その無休の無給の考えで言えば、それが当てはまるんだったら天職ですよね。
休みなく給料なくて永遠にできるってことは、それこそ天職ですよね。

 

(岩松勇人)

一つの判断基準として、それかなってのはありますね。

 

(インタビュアー)

極端な話ですけど、無給の無休でできるんであれば、例え適性がパーフェクトじゃなかったとしても、一定の成果はだせますよね?

 

(岩松勇人)

その勢いでやってる人と、そうじゃない人、どっちが上達しますかっていったら、それは違いますよっていう。

 

(インタビュアー)

じゃあ、天職を探してる人にとっては、その仕事を無休の無給でできますかっていうところを判断基準として。

 

(岩松勇人)

ただ仕事になると人間関係とか他の部分で、これは好きだけど人間関係が・・・ってなっちゃいますんで。
そういった意味で天職がよくわからなくて、それこそ自分探しになるんだと思いますね。
一旦、資本主義から解放されて本当にやりたいことは何かってあれば、それは見つけやすいかなと思いますね。
僕はビジネスをやってお伝えするとか何の苦でもなくて。
こうやって音声を撮りまくるとか、何の苦もないです。
何百時間でも話せるんですけど。
でも他のことやってて、ってなると無理なこともありますよね。
本当に事務作業とか苦手で。
特に税理士さんに提出する書類とかダメですね。
出してくださいっていっても一向にでてこない。
一向に笑

 

(インタビュアー)

まとめすらしないみたいな笑

 

(岩松勇人)

最後の最後にやりますけど、全く進まないですね。
本当に。

 

(インタビュアー)

ビジネスを起業家って意味で考えたときに、起業家が天職なのかって細かいところでみたら、書類やりたいやりたくないとか、好き嫌い入ってきますよね。
全てがパーフェクトで、好きかどうかって言われたら違いますよね。
そう考えると。

 

(岩松勇人)

起業家の中でもお金を稼ぐのが好きとか、ビジネス考えるのが好きとか、その中でもセールスが好きとか。
天職っていうか適性ですよね。
適性がわかれば、僕は自分の苦手なところは捨てて、それを得意な人で補完してますんで。
僕、整理整頓が苦手で。
おおざっぱで適当なんですよ。
それを得意な人にやってもらったりとか。
ただ企画を考えたりとかマーケティング、セールスやったりとか。
コピーライティングとか文章考えるのはそんなに得意じゃないですけども。
そういう感じで自分で好き・嫌い・不得意とかありますので。

 

(インタビュアー)

好きなところ、向いてるところ、適性があるところがわかれば、仕事だいぶやりやすくなりますね。
苦手なところはアウトソーシングしたりとか、誰かにお願いしたりすれば、何のストレスもないですね。

 

(岩松勇人)

そうですね。
天職っていっても10分ぐらいこう喋っても未だによくわかんないっていうか。
考えたことないんですよね。
天職に出会えば全てが変わるとかですね、そう思ってるのはたぶん間違いで。
であれば、すでに天職は、生まれたから周りの評価も含めて、必ず浮き彫りになってますので。
浮き彫りになってない時点で、それは天職はでないんですよ。
だから適性を見つけないといけないってことですね。

 

(インタビュアー)

そもそも自分の適性を理解しているかどうかって質問されたら、結構微妙なところが多いと思うんですよね。
だからまずは天職探すんじゃなくて、自分の適性を見極めましょうというか。

 

(岩松勇人)

企業が求めていることとか、自分がビジネスをやる場合も含めてですけど、自分が何ができてなにが苦手か。
企業に就職するんだったら何を求めてて、どういう人材があるか。
それが合えばストレスないと思うんですよね。
合わないところに無理やりあてはめられてですね、これやれって言われたら「いや~」ってかんじで力が出せないと思うんですよね。
自分で会社つくってやるんだったら、自分の適性を見極めて、足りない部分を人をいれるなり、何かシステムいれるなりして補完するっていう。
自分の天職を探して、「これが私の天職です!」っていう人はたぶんまた都合よく違うところいって「いや、やっぱこっちが天職です」っていって。

 

(インタビュアー)

天職が何個も出てくるみたいな笑

 

(岩松勇人)

何個もでてこないですよっていう。

 

(インタビュアー)

なるほどなぁ。
わかりました。
とりあえず、そんなところですかね。

 

(岩松勇人)

そもそもなんでこのテーマ選んだか気になるんですけど?

 

(インタビュアー)

天職じゃなくて、転職をする人、自分がやりたいこと、自分探しじゃないですけど、僕はこういう仕事をしたいんじゃなかったんだみたいな風に思ってずっと最高の仕事を探してる人が多いなって思ってて。

 

(岩松勇人)

それはベクトルが自分に向きすぎですけどね。

 

(インタビュアー)

なるほどなあ。
結局みんな天職を探してると、思ったのでテーマに選んだんですよね。
そういう人に向けて聞いていただけたらとありがたいなと。

 

(岩松勇人)

僕が今やってることがお金を稼ぐってことで言えば日本人の平均よりだいぶ上にいけてますけど、それが別に天職だと思ってないですからね。
探してる暇あったらビジネスやってお客さんに価値を提供したほうがいいんじゃないかって。
川の流れのようにですね、身を任せて、求められたことやって、そのうち無給の無休でできることが見つかってくるので。
探さなくていいですよっていう。
気が付いたらそこにヒョイっとでてくるんじゃないかなと思います。

 

(インタビュアー)

なるほど。
川の流れのように流されて、無給の無休を見つけましょうと。
いうことで、今回は終了させてもらいます。
岩松勇人さん、ありがとうございます。

 

(岩松勇人)

ありがとうございます。

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